| 研究課題/領域番号 |
10308003
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| 研究機関 | 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所 |
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研究代表者 |
西浦 忠輝 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター・地域環境研究室, 室長 (20099922)
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| 研究分担者 |
朽津 信明 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター, 主任研究官 (50234456)
松本 修自 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター・保存計画研究室, 室長 (80099960)
斎藤 英俊 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター, センター長 (30271589)
松本 健 国士舘大学, イラク古代文化研究所, 教授 (00103672)
二神 葉子 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 国際情報研究室, 研究員 (10321556)
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| キーワード | 文化財 / 国際協力 / 地理情報 / データベース |
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| 研究概要 |
1.海外における調査としては、タイ、カンボジア、エジプト、パナマにおいて、現地専門家との協議や現地での調査を通じて、文化財保存修復事業についての現状や問題点のレビューを行った。また文化財保存国際組織であるユネスコやイコモスの本部(パリ)を訪れ、情報収集を行った。
2.平成14年2月に開催された「アジア文化財保存セミナー」において,出席した文化財保存に携わる国内外の専門家から,文化財保存の理念に関する情報を収集した。
3.東京文化財研究所が国際協力パイロット事業として行っている「屋外遺跡の保存修復に関する日・タイ共同研究」について、様々の視点から調査、分析を行った。この国際共同研究の成果を中心にバンコクで開催された「日・タイ共同研究セミナー」の報告書を英文で作成し刊行した。報告書は国内外の関係機関、組織、専門家に送呈した。
4.文化財保存修復に携わる主として国内の専門家・技術者について、Microsoft Accessによるデータベースの更新を行った。また、日本の専門家が行った文化財保存修復国際協力事業に関するデータを収集した。さらに、GPS(地理情報システム)を利用した地図情報と組み合わせたデータベース構築のために、現地調査を行っているタイ、カンボジアの遺跡の情報、特にGPSによる位置情報のデータを収集した。
5.文化財保存の分野で先進的な地位にあるドイツにおいて,文化財保護制度およびドイツが行っている文化財保存修復国際協力事業に関する調査,協議を行った。
6.国内における調査としては、で開催された関連の学会、研究会、シンポジウム等に積極的に参加し、研究成果の発表と情報収集を行った。
7.総括報告書の刊行として4年間に渡る本研究成果の総括報告書を刊行すべく、作業を行っている。
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