研究課題/領域番号 |
10308005
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
清水 康敬 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10016561)
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研究分担者 |
室田 真男 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (30222342)
西方 敦博 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (60260535)
中山 実 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
青柳 貴洋 東京工業大学, 工学部, 助手 (10302944)
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キーワード | インターネット / 学習 / 情報モラル学習システム / 学習履歴収集システム / タイ語学習システム / 学習支援システム / インターネット情報検索 / キーワード検索 |
研究概要 |
インターネットを利用した学習支援システムは、今後非常に有効である。しかし、離れたサイトからアクセスしてくる学習者が、どのような学習行動をとったかを知ることは難しい。そのため、インターネット学習支援教材を作成した提供側が、学習者履歴を得ることができなかった。 そこで、本研究では、インターネットでアクセスしてきた学習者の学習履歴を収集し、学習者が辿ったとおりに提示画面を時系列的に再現するシステムを開発した。また、このシステムの機能を確認するために、アニメーション表示や、数値シミュレーション機能などを有する学習教材を開発した。そして、これらを融合して学習者の履歴を収集し、再現することを確認した。このシステムを利用することによって、教材の改善を図ることが可能となった。 次に、本研究では種々のインターネットを利用した学習教材を作成した。 まず1つは、子ども達のための情報モラル教育用教材ソフトである。この教材ソフトウェアでは、絵や図を用いて子どもに親しみ易くしている。内容的には、電子メール利用に関するモラル、著作権に関する事項などである。 2つ目は、日本人のためのタイ語学習システムである。これは、Prolog、HTMLやPerlによって作成されたインターネット学習支援システムである。このシステムを利用した学習者27名による評価実験を行い、システムが高く評価されていることを明らかにした。 さらに、インターネットによって、情報検索をする場合、キーワードがよく用いられるが、この方法によって情報を検索することは、子ども達にとって非常にむずかしいことを実データを用いて示した。
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