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1998 年度 実績報告書

コミュニケーション科学の方法論-行動・認知科学の側面からち遠隔教育の効果を実証する

研究課題

研究課題/領域番号 10308006
研究機関メディア教育開発センター

研究代表者

永岡 慶三  メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90127382)

研究分担者 川淵 明美  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (30195135)
大西 仁  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助手 (40280549)
望月 要  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80280543)
大澤 範高  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (30251721)
結城 皖曠  メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (60300696)
キーワードコミュニケーション / 共同作業 / 遠隔教育 / 心理学 / マルチメディア / グループウエア
研究概要

1. 研究目的: 本研究は遠隔教育の効果を人間の側から科学的に実証することを目的とする.また,今後本格的到来が予想されるネットワーク社会における教育・学習という人間の知的活動を中心に.教師・学習者モデルの構築などコミュニケーション科学の方法論の構成を策定する.
2. 研究実施概要: 上記に基づく研究実施概要を以下のとありである.(1)遠隔協調作業における視点共有の作業効率におよぼす影響を検討する実験と、昨年度に構築した作業支援システムの有構成の実証実験を行った。(2)パソコン組み立て指導をモデル課題にした多地点遠隔教育に関する実験を行った。(3)多面ディスプレイ・システム内での人間の認識特性に関する実験を行った。(4)多面ディスプレイ・システムを用いた、多地点遠隔協調作業のための多地点臨場感会議システムの構築、実験を行った。
3. 研究結果および経過: (1)次ページにあるように国内の学会あるいは研究会および国際会議等で発表,報告を行った。またその他の成果を論文とショートノートに執筆および準備中である。(2)各実験によって得られたデータを各種の統計・多変量解析等の手法を用いて分析中である.なお,このデータ分析手法の開発自体も研突対象の視点においている.(3)平成11年度の研究に備え,予備実験段階で測定法のめどをたてることができた。成果は学会あるいは研究会にて発表予定である。また研究・実験の途上のものは4月以降も継続的に実施していく予定であるが,特に平成11年度の始めに完成するヴァーチャル・スペース(バーチャル環境システム)の利用を予定している.

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 望月 要・大西 仁・永岡慶三・中村直人・宮寺庸造・横山節雄: "「遠隔学習における協調成立のための諸要因-パソコン組み立てを題材として-」" 教育システム情報学会誌. (印刷中).

  • [文献書誌] 永岡慶三・望月要・大西仁・仁科エミ・高橋秀明・佐々木正實: "遠隔教育へのバーチャルスタジオ利用における講師の教授法改善の試み" 教育システム情報学会誌. (印刷中).

  • [文献書誌] Ohnishi,H.,Mochizuki,K.,Nagaoka,K.,Suzuki,R.,& Suzuki,R. (1998).: "A Support System for Distance Spatial Workspace Collaboration" OPEN LEARNING'98 : 3rd International Open Learning. (1998)

  • [文献書誌] 望月 要・大西 仁・永岡慶三: "誘導運動に伴う重心動揺を利用した大型ディスプレイの視覚的効果測定の試み" 電子情報通信学会総合大会. B-11-1. B11-1 (1999)

  • [文献書誌] 望月 要・大西 仁・永岡慶三: "誘導運動による多面ディスプレイの視覚的効果測定の提案" 電子情報通信学会ソサイエティ大会発表論文集. B-11-2. B11-2 (1998)

  • [文献書誌] 永岡慶三・大西 仁・望月 要: "遠隔協調作業における視点の非共有の与える影響" 電子情報通信学会ソサイエティ大会発表論文集. D-15-10. D15-10 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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