• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1998 年度 実績報告書

目録データベースの統合化による古典籍調査の総合的ネットワーク方式の開発

研究課題

研究課題/領域番号 10351003
研究種目

基盤研究(A)

研究機関国文学研究資料館

研究代表者

松野 陽一  国文学研究資料館, 館長 (50005823)

研究分担者 北村 啓子  国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (60204913)
鈴木 淳  国文学研究資料館, 整理閲覧部, 教授 (40162953)
山崎 誠  国文学研究資料館, 文献資料部, 教授 (70094696)
丸山 勝巳  学術情報センター, 研究開発部, 教授 (60280533)
上野 洋三  国文学研究資料館, 整理閲覧部, 教授 (30046502)
キーワード日本 / 古典籍 / 目録 / 書誌 / データベース / オブジェクト指向
研究概要

1. 著作典拠ファイルのデータを専門家の観点から点検し、日本の古典籍の基本台帳となる「著作典拠データベース」に仕上げた。さらに「著作典拠データベース」をオブジェクト指向データベースに移植し、当館が形成してきた他のすべての目録データベースをリンクさせることができる基幹データベースに作り替えた。システムの設計、試作、評価の後、業者発注によりシステム開発した。さらに、この「著作典拠データベース」をインターネットで利用できる検索システムを開発し、特定の専門家に試用評価を行ってもらっている。
2. 「古典籍総合目録データベース」を1.のオブジェクト指向データベースに移植し、包括的なシステム(「統合古典籍目録データベース」)に作り替えた。そこに『国書総目録』の全データを吸収入力できるようにするため、『国書総目録』と『古典籍総合目録』のデータ構成を分析、相互の統合調整をし、データ設計を行った。これに基づいてシステムの設計を行い、業者発注によりシステム開発を行った。
3. 「マイクロ資料目録データベース」と「和古書目録データベース」の「統合古典籍目録データベース」へのリンクづけをするために、目録構造を検討し、システムの設計を行った。リンクづけをするための目録データの調査、リンク情報の作成を行った。
4. 目録からマイクロフィルム資料(収集古典籍の原文テキスト)をリンクさせ、目録から原文へと一貫検索によってアクセスを可能にする仕組み(トータル・レファレンス・システム)の実現方法を検討し、システムの基本的な設計を行った。また、文献資料の調査・収集の作業方式を、前記トータル・レファレンス・システムへと即時的に連動させて行う分散協同型の作業方式へ転換するためのモデルの検討と、予備調査を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 山崎 誠: "『印融自筆本重要文化財塵袋とその研究上下』" 勉誠社, 523 (1998)

URL: 

公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi