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1999 年度 実績報告書

インターネット学習情報の体系化と開発ガイドラインに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10400015
研究機関東京工業大学

研究代表者

清水 康敬  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10016561)

研究分担者 室田 真男  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (30222342)
西方 敦博  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (60260535)
中山 実  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
石川 賢  宇都宮大学, 教育学部, 教授 (30091937)
青柳 貴洋  東京工業大学, 工学部, 助手 (10302944)
キーワードインターネット / 学習 / 学習指導要領 / 自己組織化マップ / 論文データーベース / 新聞情報 / 自動検索通知システム / 情報提供範囲
研究概要

本年度は、学習指導要領に基づいた学習情報のキーワード検索のための用語辞書を作成した。まず、教育情報の検索や分類をするために、学習指導要領と指導書に出現する用語頻度を分析し、教科と用語との関係と、用語間の関連を検討した。そして、用語の教科に対する出現の有無から、用語と教科の特徴ベクトルを特異値分解によって抽出した。その結果、用語の分類や教科内容の推定に利用できることを示した。また、自己組織化マップを用いて、教科内容と用語の特徴を示すコードブックベクトルを求めた。これによって、教科内容と用語を2次元空間内に配置し、それぞれの関連を図示する手法を確立した。さらに、教科内における学習内容と用語の関係を図示し、内容の推定に利用できることを示した。
次に、インターネットにおける自動検索通知システムを構築した。これは、あらかじめ登録したキーワードで自動的に検索を行い、新規情報があった場合に電子メールで通知する機能を持つシステムである。これによって、日本教育工学会で過去に発表された論文等のデータベースに新たな情報が入力される度に登録キーワードに関する新規情報を電子メールで通知するようにした。また、Webで提供されている新聞情報自動検索通知システムを構築し、登録者のキーワードに関係する記事が新聞社のWWWページに公開されたときに、電子メールで通知するようにした。
尚、インターネットによって情報提供範囲を設定するソフトウェアの開発については、基礎的な検討を済ませた段階である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Yasutaka Shimizu: "Toward a New Distance Education System (Invited)"Proceedings of International Conference on Computers in Education. 1. 69-75 (1999)

  • [文献書誌] Oishi,Nishikata,Shimizu: "Development of Automatic Keyword Searching System form Databases on a Network"Systems and Computers on Japan. Vol.30,No.10. 90-98 (1999)

  • [文献書誌] 山本朋弘、清水康敬: "環境教育に関連するキーワードをインターネットで検索した場合の学習情報に関する一検討"日本教育工学会誌. Vol.23,Suppl. 63-66 (1999)

  • [文献書誌] 大川、室田、中山、清水: "Webベース学習における学習履歴画面の時系列再現システムの開発"電子情報通信学会信学技報. ET99-65. 15-22 (1999)

  • [文献書誌] 榎本聡、室田真男、清水康敬: "ふりがな表記を可能とした音訓対応漢字かな自動変換サーバの開発"電子情報通信学会信学技報. Vol.ET99-72. 69-76 (1999)

  • [文献書誌] スヤダー、仁科、清水: "WWWを使ったタイ語学習支援システムの構築と評価"日本教育工学会研究報告集. JET200-1. (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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