研究課題/領域番号 |
10410047
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
渡辺 満 広島大学, 法学部, 教授 (00080979)
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研究分担者 |
中村 重信 広島大学, 医学部, 教授 (30026843)
江頭 大蔵 広島大学, 法学部, 助教授 (90193987)
小谷 朋弘 広島大学, 法学部, 教授 (60106789)
平岡 敬子 呉大学, 看護学部, 助教授 (30260673)
小谷 典子 山口大学, 人文学部, 教授 (60117083)
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キーワード | インフォームド・コンセント / クオリティ・オブ・ライフ / 医療過誤 / 地域医療 / プライマリ・ケア / 終末期医療 / 高齢者ケア / 診療報酬 |
研究概要 |
医師・患者双方への医療と介護に関する意識調査 目的: 医師と患者の医療についての認識の違いを明らかにし、医師・患者双方が信頼・協力できるような医師・患者関係構築に資するような基礎研究を行う 方法:A県医師会に所属する開業医、病院・大学勤務医師、医学生、および患者団体の構成員、合計3600名を対象とする郵便による調査 1 意識調査票の設計 上記の目的達成のために必要・適切な調査票設計について、数回の研究会を実施。その結果、自然観、人間観、生命観、地域に基盤を置くかどうか、患者との接しかた、日常の診療活動の実態-インフォームド・コンセント、診療情報の開示などを軸に、説明における看護婦の役割、末期ガンの病名告知について、延命治療・安楽死について、「医療事故」について、「医学教育」についてなどについての意識を問うこととした。 2 意識調査対象者・団体の選定、協力依頼 A県医師会、同県内の患者団体に協力を求めた。医師会は正式の協力にはいたらなかった。 3 調査の実施 送付数 医師会会員(大学勤務者を除く) 2208 大学勤務医 475 学生 200 患者 1087 4 調査票の回収 回答数(カッコ内は回収率) 開業医 924(41.8%) 大学勤務医 130(27.4%) 学生 84(42%) 患者 553(50.9%) 今年度中に基本集計を終了する予定。 5 今後の予定 来年度はこの集計結果の分析を行い、あわせて調査対象者への面接調査を行い、最終的な分析結果を発表する予定
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