研究課題/領域番号 |
10410060
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
小川 博司 関西大学, 社会学部, 教授 (80185511)
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研究分担者 |
岡田 朋之 関西大学, 総合情報学部, 専任講師 (80268333)
石田 佐恵子 大阪市立大学, 文学部, 専任講師 (70212884)
長谷 正人 千葉大学, 文学部, 助教授 (40208476)
河原 和枝 武庫川女子大学, 文学部, 助教授 (80243153)
川崎 賢一 駒澤大学, 文学部, 教授 (20142193)
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キーワード | クイズ / メディア文化 / カルチュラル・スタディズ |
研究概要 |
1. クイズ形式の文化へのアプローチ方法の検討 クイズ番組を中心にテレビ文化の歴史および現在に重点をおくアプローチと、広い意味でのクイズに関連する現代メディア文化を研究するアプローチとが提起され、本研究の今後の研究方針について議論された。 2. クイズ番組の歴史についての資料・情報収集 クイズ番組についての資料を収集し、データベース作成を進めた。第2に、クイズ番組出演し、クイズ文化研究クイズ番組の歴史を考察するために、以下のような資料と情報の収集を行った。第1に、日本の放送における家となった、有力なインフォーマントからヒヤリングを行った。 ここからクイズ番組の変遷が明らかになるとともに、大学クイズ研究会の成立と展開、クイズ出演者たちのサークルの成立など、クイズ番組をめぐる集団、ネットワークのあり方などが明らかになった。また、クイズ番の歴史の考察において、重要なポイントとして、「早押し」機の出現、素人参加型のクイズ番組の隆盛と衰退などが明らかになった。 3. 今後の研究の展開 (1) クイズ形式の文化を研究する上での理論的な枠組みの検討を進める。とりわけグローバル化の進行との関連に留意する。 (2) 歴史的な資料の収集と聞き取り調査を進め、メディア、他の番組、テレビ以外のメディア文化などと関連させながら、クイズ番組史を記述する。 (3) クイズ形式の文化を支える人々の意識を明らかにすべく、聞き取り調査を進める。
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