研究課題/領域番号 |
10410070
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
有本 章 広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (00030437)
|
研究分担者 |
国義 眞臣 鳥取大学, 大学教育センター, センター長(教授) (00032318)
細野 明美 信州大学, 教育システム研究開発センター, センター長(教授) (20021074)
清水 一彦 筑波大学, 大学研究センター, 助教授 (20167448)
斉藤 紘一 東北大学, 大学教育研究センター, 教授 (90004457)
小笠原 正明 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60001343)
|
キーワード | カリキュラム / 大網化 / コアカリキュラム / 主専攻・別専攻制 / 全学委員会方式 / 大学教育研究センター方式 / 基礎科目 / 一般教育 |
研究概要 |
本年度は、次年度の調査の準備段階として、12大学(桜美林大学、鹿児島大学、金沢工業大学、上智大学、東京医科歯科大学、東京工業大学、宮崎公立大学、宮崎国際大学、宮崎産業経営大学、立教大学、国際基督教大学、愛媛大学)の訪問調査を行った。この調査結果は、「訪問調査報告(暫定版)、大学設置基準の大綱化に伴う学士課程カリキュラムの変容と効果に関する総合的研究」(私家版)としてまとめられている。また、この調査結果を踏まえた上で、学生調査、機関調査に関し、前者については神戸大学において、後者については筑波大学において研究会を行い、来年度実施するアンケート内容の検討を行った。また外国研究においては、アメリカの主要大学の教養カリキュラムの調査を進めた。年度末の広島大学での研究会では、ハーバード大学のコアカリキュラムの研究報告、学生調査の枠組みの決定、機関調査の枠組みの決定を行った。また、こうした作業と並行じて、日本語文献に関し、大学カリキュラムに関する目録作成を行った。外国語文献に関しては、来年度作成予定である。 機関調査においては、アンケート調査、インタビュー調査、文献調査を三位一体として推進し、大学カリキュラムと大学運営組織の関係に焦点をあてた調査を進めること、学生調査においては、学生の学んできた文化との関わりで大学カリキュラムの有効性を見る視点から調査項目を立てること、外国研究においては、全米の動向を把握した上で、シカゴ大学、ハーバード大学等の事例研究を行うこととなった。
|