研究課題/領域番号 |
10410070
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
有本 章 広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (00030437)
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研究分担者 |
山本 眞一 筑波大学, 大学研究センター, センター長(教授) (10220469)
斉藤 紘一 東北大学, 大学教育研究センター, 教授 (90004457)
小笠原 正明 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60001343)
国歳 眞臣 鳥取大学, 大学教育センター, センター長(教授) (00032318)
金子 元久 東京大学, 大学総合教育研究センター, センター長(教授) (10185936)
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キーワード | カリキュラム / 大綱化 / コアカリキュラム / 主専攻・副専攻制 / 全学委員会方式 / 大学教育研究センター方式 / 基礎科目 / 一般教育 |
研究概要 |
本年度は、前年度の訪問調査や検討を踏まえて、次の研究を行った。 (1)教員・学生調査。「教員から見た学士過程カリキュラムに対する意識調査」及び「学生から見た大学教育に対する意識調査」を12月に全国の国立大学16校(北海道大学、東北大学、筑波大学、新潟大学、信州大学、京都大学、神戸大学、鳥取大学、広島大学、九州大学、岩手大学、群馬大学、宇都宮大学、愛媛大学、鹿児島大学、琉球大学)、私立大学5校(桜美林大学、玉川大学、東海大学、国際基督教大学、中部大学)において実施した。回収率は教員調査46.7%、学生調査43.0%であった。 (2)外国班による研究会の開催。外国班は5月22日明治学院大学で研究会を実施し、4つの報告とそれに基づく検討を行い、主としてアメリカの学士過程教育の日本へのインプリケーションを分析した。具体的には、アメリカの有力13大学の学士過程プログラム、ハーバード大学の学士過程プログラム、カリフォルニア大学学士過程の文理学部と工学部、シカゴ大学のカリキュラム改革などが事例として分析され、さらに教養教育やリベラル・アーツなどの概念などの検討を試みた。 (3)教員組織調査は「教養教育担当組織とカリキュラムの再編成過程の評価に関する研究」を推進しており、大学職員録と研究者研究課題総覧の分析、大学教育学会のデータの第2次分析などを行なうとともに、引き続き関連調査を実施している。 これらの調査・報告に関して、3月21日に広島大学大学教育研究センターにおいて、分担研究者等が集まり中間的総括及び次年度の計画を行った。
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