研究課題/領域番号 |
10410081
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
佐伯 弘次 九州大学, 人文科学研究院, 助教授 (70167419)
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研究分担者 |
六反田 豊 九州大学, 人文科学研究院, 助教授 (40220818)
濱田 耕策 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (40137881)
安藤 保 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (60136827)
柴田 篤 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (00117128)
迫野 虔徳 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (60039972)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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キーワード | 宗家文庫 / 古文書 / 朝鮮本 / 古文書データベース |
研究概要 |
1.対馬の宗家文書(長崎県立対馬歴史民俗資料館)や韓国国史編纂委員会所蔵宗家文書の調査を行った。特に中世から近世にかけての古文書、近世の和書、宗家文庫所蔵の朝鮮本の調査を重点的に行った。さらにそれらの調査資料を分析し、資料的な特徴について検討を行った。 2.宗家文庫の重要資料については、マイクロカメラによる撮影を行った。ここでいう重要資料とは、近世対馬藩の基礎史料である「表書札方毎日記」、近世和書の中の稀覯本類、朝鮮本の中の「桂苑筆耕集」「陣法形名図」である。なお、「表書札方毎日記」は、量が膨大であるため、途中までしか撮影することが出来なかった。今後も撮影を継続する必要がある。 3.宗家文庫の古文書類については、日記類・記録類I〜IVの目録をデータベースにまとめ、フロッピディスクとMOディスクに収録した。これによって宗家文庫の古文書約3万点のコンピューターによる目録検索が可能になった。 4.4回にわたる研究会を開催し、のべ8名の報告を得た。特に近世古文書、和書。朝鮮本について、各自の研究を共有することが出来た。 5.最終年度に3年間の成果をまとめ、研究成果報告書を作成した。のべ10名の研究者が、中世文書、近世文書、役人制度、学者、和書、朝鮮語学書、朝鮮本、仏像等に関して、論文を執筆した。
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