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2000 年度 研究成果報告書概要

玄界灘における海底遺跡の探査と確認調査

研究課題

研究課題/領域番号 10410094
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 考古学(含先史学)
研究機関九州大学

研究代表者

西谷 正  九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (20037005)

研究分担者 山本 輝雄  福岡国際大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (10038002)
服部 英雄  九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (60107521)
宮本 一夫  九州大学, 大学院・人文科学研究院, 助教授 (60174207)
池田 榮文  琉球大学, 法文学部, 教授 (40150627)
研究期間 (年度) 1998 – 2000
キーワード玄界灘 / 海底遺跡 / 水中考古学 / 博多湾 / 交易船 / 沈没船 / サイドスキャン・ソナー / サブボトム・プロファイラー
研究概要

日本における水中考古学の研究と探査・発掘調査の事例は非常に少なく,この分野の研究は遅れている。一方では,中国・朝鮮などの東アジア地域でも水中考古学による沈没船の発見および学術調査が行われるようになってきた。玄界灘には中世の交易船の沈没が想定されたので,この海域での遺跡や沈没船の探査を行い,その解明に努めた。まず,探査機器を使って沈没船の探査を行い,位置がわかると潜水調査を実施した。今回の研究を通じて,玄界灘における海底遺跡の状況を把握するとともに,水中考古学の調査・研究方法の確立を目ざした。また,中国や朝鮮における水中考古学の研究成果を分析・整理し,東アジアの中での玄界灘における海底遺跡の位置づけを行った。なお,古代・中世交流史や船舶工学史の立場からも,玄界灘海域における海底遺跡に対する評価を与えた。
なお,本研究計画の最終年度に当たる平成12年度においては,これまでに収集した調査資料の整理と分析を行った上で,報告書を作成した。
当研究が,日本における海底遺跡の探査方法で先例となることが期待され,水中考古学のさらなる発展に大いに貢献できた調査・研究であったと考える。

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公開日: 2002-03-26  

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