研究課題/領域番号 |
10430002
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
吉川 洋 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30158414)
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研究分担者 |
徳井 丞次 信州大学, 経済学部, 教授 (90192658)
大瀧 雅之 東京大学, 社会科学研究所, 助教授 (60183761)
浅子 和美 一橋大学, 経済学研究所, 教授 (60134194)
福田 慎一 東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00221531)
宮川 努 学習院大学, 経済学部, 教授 (30272777)
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キーワード | 経済成長 / 産業構造 / 技術進歩 / R&D / 雇用 |
研究概要 |
3年計画の2年目に当る本年度は各研究者がそれぞれ予定している課題について実質的な研究を進めた。 吉川洋:生産性の異なる多くの産業から成る「多部門ルイス・モデル」の研究を行った。簡単な実証分析と問題設定については「部門間生産性格差とマクロ経済学」(11.「研究発表」にある吉川・大瀧編著所収)という論文に纏めた。また技術進歩と産業構造の変化についても、「技術進歩とマクロ経済学」という論文を纏めた。さらに技術進歩の需要創出効果に着目した理論モデルに基き、高齢化の下で日本経済の潜在成長率が今後どのように推移するかを展望した論文も発表した。 浅子和美:戦後日本の経済成長にとってマクロ政策がどのような役割を果たしてきたかについて研究を行った。成果は論文の形で発表した。 大瀧雅之:有効需要理論の理論的基礎づけに関する研究を行い、その成果を論文の形で発表した。 宮川努・徳井丞次:新しい成長理論で強調されているR&D活動に関する実証研究を共同で行った。本年度は外国企業による日本国内への直接投資が、日本企業のR&Dにどのような影響を与えるか実証分析を行い、成果を論文の形で発表した(11.「研究発表」にある吉川・大瀧編著所収)。 以上本年度は、研究者各自がそれぞれの中間的成果を論文の形で明らかにした。
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