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1998 年度 実績報告書

里山における森林バイオマス資源の収穫利用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10460061
研究機関東京大学

研究代表者

酒井 秀夫  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (70126069)

研究分担者 猪内 正雄  岩手大学, 農学部, 教授 (10003782)
岩岡 正博  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助手 (40213269)
丹下 健  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (20179922)
小林 洋司  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (00111394)
キーワード里山 / 森林バイオマス / バイオマス資源 / 収穫 / 集荷システム / フォワーダ / 林地 / 路網
研究概要

本研究は森林バイオマス資源(ここでは森林内樹木から得られる木材、葉、枝条等とする)として身近な有効利用のポテンシャルが高い里山において、森林バイオマス資源の収穫利用に関して検討を行うものである。森林バイオマス資源の具体的な集荷システムとして、作業道とフォワーダ(小形運材車)の普及を想定し、フォワーダによる集荷作業を前提とした。
今年度は木材搬出用のグラップルローダ付フォワーダをバイオマス収穫用に使用するために、グラップル装置の選定と荷台の改良研究を行った。岩手大学滝沢演習林に列状間伐の試験地を設定し、上記バイオマス収穫専用車両を間伐後の林内に導入し、森林バイオマス資源の収穫実験と基礎的資料の収集を行った。その結果、当初設計の枝条緊縛方法や荷台ステーキの改良点を明確にし、次年度調査実験の改善に資することになった。
また、同試験地において、森林バイオマス収穫がその後の林地保全や土壌養分に及ぼす影響を継続調査するために、今回収穫した森林バイオマスの養分分析を行った。
今年度の成果をもとに、次年度は詳細な森林バイオマス収穫実験と、林内路網計画や地域の集積場への集荷システム計画等の検討を行う。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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