研究課題/領域番号 |
10460101
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
祖田 修 京都大学, 大学院・農学研究科, 教授 (40081111)
|
研究分担者 |
大原 興太郎 三重大学, 生物資源学部, 教授 (70024586)
本城 昇 埼玉大学, 経済学部, 教授 (10282419)
中川 聡七郎 愛媛大学, 農学部, 教授 (90263962)
末原 達郎 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (00179102)
乘本 秀樹 三重大学, 教育学部, 教授 (20144222)
|
キーワード | 農村と都市 / 交流と結合 / 上・下流関係 / 地域政策 / 国土政策 |
研究概要 |
都市・農村問題は、とりわけ近代工業化社会の成立とほぼ同時に、複雑な様相を呈しながら展開してきた。ドイツでは都市と農村を一体的に把えているか、日本では高度成長下において過疎・過密の形で両極分化した。こうした中で各地域、国民各層において、どのような都市・農村観が形成されているか、またどのような都市・農村交流や結合の方向が模索されているかについて、具体的な地域を取り上げ、2年目の調査に入った。今回人員を増やし、より広く地域や視点を拡張して調査研究を推進した。2回にわたり研究会を開催し、調査研究の中間報告を各人が行ない、討論した。また祖田は海外の都市・農村研究にも目を向け、EU全体として、ドイツ方式の都市・農村結合とくに中小都市と農村の結合の方向に向かっていること、それがいずれの国でも均衡発展の視点から重要であることを考察した。この視点から全体をとりまとめることとなろう。
|