研究課題/領域番号 |
10460123
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
藤原 昇 九州大学, 農学部, 教授 (60150512)
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研究分担者 |
服部 真彰 九州大学, 農学部, 助教授 (60175536)
岡野 香 九州大学, 農学部, 助教授 (40038328)
宮本 元 京都大学, 大学院・農学研究科, 教授 (00026618)
宗 知紀 九州大学, 農学部, 助手 (90221340)
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キーワード | 鶏 / 始原生殖細胞 / 外来遺伝子 / 初期胚 / 胚間移植 / トランスジェニック / 性決定 / 胚盤 |
研究概要 |
まず、外来遺伝子の導入部位について詳細に検討する。すなわち、これまでの予備実験において、鶏胚発生の極初期(ステージ9ー11)に、胚周辺に観察されるGCRに外来遺伝子(MiwZ/GFP)を注入してさらに孵卵を継続して48〜72時間後の胚を取り出し、PGCsを採取して、それを胚間移植(同性あるいは異性)を行って、その後の胚の発達を克明に観察し、発生することを確認した。 ついで、外来遺伝子導入の方法が確立されたと思われた時点で、現在使用している合成遺伝子(MiwZ)に代わるものとしてGFP(Green Fluorescence Protein:GFP)について検討し、この遺伝子は細胞内への取り込みがスムースであり、発現部位を顕微鏡下で確認でき、しかもそのごの発達が継続的に観察できることを明確にした。 また、GCRに注入した外来遺伝子が、生殖細胞の前駆体であるPGCsを経由して生殖腺へ取り込まれるという過程を詳細に電子顕微鏡によって観察している。
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