(1)DIG-1遺伝子発現の解析。正常の胸腺細胞および末梢リンパ球では、DIG-1遺伝子の発現はほとんど見られないが、デキサメサゾン(DEX)で刺激すると30分以内に主にCD4+CD8+胸腺細胞とCD4+CD8-胸腺細胞に発現することを明らかにした。さらにDIG-1蛋白の細胞内局在を明らかにするために、Myc標識DIG-1遺伝子を作製し、COS細胞に一過性に遺伝子導入した。細胞分画法およびレーザー顕微鏡によるMyc蛋白の局在をマーカーとしてDIG-1蛋白の局在を検討した。プラズマ膜に局在することを明らかにした。 (2)DO11.10細胞にDIG-1遺伝子を導入し、恒常的にDIG-1遺伝子を発現するクローンを得た。
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