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1998 年度 実績報告書

PTA後の再狭窄予防のための血管内照射の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 10470193
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

渋谷 均  東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (10014292)

研究分担者 三浦 雅彦  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (10272600)
姫野 佳郎  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (50238325)
福田 穂積  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (60282753)
キーワードrestenosis / PCNA / smooth muscle cell / ionizing radiation
研究概要

抹消動脈のPTA後、内膜の増殖による再狭窄を減少させる目的で、血管内照射が行われつつある。本研究の目的は、血管内膜を構成する細胞に対して放射線照射した際、DNA損傷修復やアポトーシスがどのように起こるのかを調べると共に、有効な再狭窄防止のためのregimenを探ることにある。本年度は、ヒト大動脈平滑筋細胞を用いてPCNA依存性DNA修復の動態を調べた。Lab Tek chamber slide上にconfluentになるまで細胞を増殖させ、X線20Gy照射直後に細胞をメタノール固定し、膠原病患者由来の抗PCNA自己抗体を用いてPCNAの蛍光染色を行った。この条件において、chromatinとATPを消費して堅固な複合体を形成したPCNAのみが検出されることは、すでに我々が明らかにしている(J.Cell.Physiol.,150,370-376,1992)。ほぼすべての細胞の核が強く染色され、ヒト大動脈平滑筋細胞においても、電離放射線照射後のDNA損傷修復にPCNA依存性修復経路が存在することが示された。現在、その修復の時間経過について解析を進めている。
さらに、in vivoでの血管損傷を模擬するcell layer scrape assayを用いて、cell migrationへの照射の影響についても検討している。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 三浦 雅彦: "PCNAとDNA修復" 放射線生物研究. 33(3). 265-281 (1998)

  • [文献書誌] Miura,M.et al.: "Factors attecting manbldular complications in low dose rate brachythenry for oval tongue carcinoma with special reterence to spacer" Int.J.Radiat.Oncol.Biol.Phys.41. 763-770 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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