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1998 年度 実績報告書

蛍光色素遺伝子導入マウスを用いたアロ抗原の生体内動態追跡による免疫寛容機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 10470274
研究機関大阪大学

研究代表者

白倉 良太  大阪大学, 医学部, 教授 (00116047)

研究分担者 榊田 悟  大阪大学, 医学部, 助手
福嶌 教偉  大阪大学, 医学部, 助手 (30263247)
キーワード免疫寛容 / T細胞 / マウス
研究概要

まず、大阪大学微生物病研究所よりGFP Tgマウスの、また米国Jackson LaboratoryよりB6.C.H-2^<bm1>(bml)及びB6.C.H-2^<bm12>(bm12)マウスの供与を受けた。GFP TgマウスおよびB6.C.H-2^<bm12>(bm12)マウスはSPFではなかったので、当学部の動物実験施設内のConventional mouse roomに収容して、帝王切開法と胚移植法の両者でSPF化の試みを開始した。しかし、計5回以上の試みにも係わらず、GFPTg,bm12マウスの何れからも正常なSPF子を得られない現状にある。これはB6マウスに見られる一般的間,題とトランスジェニックマウスの子が通常より弱いためであると考えられ、現在解決の努力を行っている。
この間、数個の塩基配列の違いであるB6,bm1,bm12マウスのGenotypingをPCRで行うことが可能であるかを検討したが、その結果、4組のPrimer setを用いて、B6,bm1,bm12および(bm1xbm12)Flを判別する測定系を確立することに成功した。
マウスのSPF化が困難であるため、実験の予定は遅れている。したがって、以後の実験に必要な蛍光顕微鏡の購入を見送り、現在のマウスSPF化技術の向上に必要なCO2インキュベーターと遠心機を購入した。またSPF化に先立ち、B7,CD40 ligand,Fas ligand,IL-2,Interferon γなどの免疫関連遺伝子mRNAのRT-PCRによる定量法を確立すべく実験を行っ

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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