研究課題/領域番号 |
10470294
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
島 史雄 九州大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (40117130)
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研究分担者 |
佐々木 雅之 九州大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (40240907)
桑原 康雄 九州大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (30150436)
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キーワード | パーキンソン病 / すくみ足歩行 / 脳深部電気刺激療法 / SPECT / 局所脳血液還流 / 視床下核 / 淡蒼球内節 / 視床下核凝固術 |
研究概要 |
1)視床下核の一側刺激では、長期観察で10%しか有効例が得られず、両側刺激か、対側の淡蒼球または視床下核の凝固術を併用することにより有効例が著明に増加した。 2)SPECTを用いた局所脳血流量の測定により、一側視床下核の電気刺激により両側大脳基底核、視床、大脳皮質運動関連領域、前頭前野に著明な還流増加がみられた。 3)視床下核の破壊はバリズムが出現するためタブーとされていたが、中腹側部に限局した小凝固巣を作成することによりバリズムの合併なしに十分な治療効果が得られることを見いだした。
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