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1998 年度 実績報告書

明暗変化に伴うrhodopsin遺伝子の転写制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 10470360
研究機関北海道大学

研究代表者

松田 英彦  北海道大学, 医学部, 教授 (80000959)

研究分担者 吉田 和彦  北海道大学, 医学部, 助手 (90281807)
今城 純子  日本医科大学, 医学部, 講師 (20223323)
酒井 正春  北海道大学, 医学部, 助教授 (50162269)
キーワードロドプシン / FOS蛋白 / 転写制御 / 明暗変化 / 日内変動
研究概要

私たちは以下の実験を行った。
1.ロドプシン遺伝子のプロモーターに存在するNRL結合部のオリゴヌクレオチドをP32ラベルした。
2.明期および暗期の網膜より核抽出液を作成し,上記オリゴヌクレオチドを反応させ,電気泳動した。
その結果,暗期網膜からの核抽出液では,泳動距離が短くなり,この核抽出液にはロドプシン遺伝子のプロモーターに存在するNRL結合部が結合する蛋白が存在することが明らかになった。
次に
3.抗FOS抗体を暗期の網膜よりの核抽出液およびP32ラベル1W NRL結合部位のオリゴヌクレオチドと反応させ,電気泳動した。その結果,抗FOS抗体を加えなかった場合にくらべ泳動距離はさらに短くなり,暗期にNRL結合部位の結合する蛋白にはFOS蛋白が含まれていることが明らかになった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yoshida Y.et al: "CREB-induced transcriptional activation depends on m GluR6 in rod bipolar cell" Mol.Brain Res.52:2. 241-247 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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