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1999 年度 実績報告書

セメント質含有蛋白の歯周組織再生療法への応用

研究課題

研究課題/領域番号 10470410
研究機関大阪歯科大学

研究代表者

西村 和晃  大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (40098017)

研究分担者 柴 肇一  北海道大学, 工学部, 助教授 (60241303)
高田 耕平  大阪歯科大学, 歯学部, 助手 (20103103)
キーワード歯セメント質関連蛋白 / 歯周再生療法
研究概要

試料として牛歯プレセメンタムを用いた。イオン交換クロマトグラフィーによる一次精製、ゲル濾過カラムによるDEAE1.0M溶出フラクションの二次精製後、逆用クロマトグラフィーを行った。即ち、DEAE-HPLC1.0M画分を濃縮しTSKG2000SWxLカラムを用いた。ゲル濾過HPLCを行った。各フラクションの細胞走化試験を行い、走化活性極大ピークが確認されたフラクションを濃縮緩衝液buffer置換しC8逆用カラムを用いて、歯肉繊維芽細胞走化性因子を更に精製し、そのN末端アミノ酸配列解析を行い、目的蛋白質のN末端アミノ酸配列を決定した。
逆用クロマトより得た8kDaのバンドを切り出し、シークエンス分析の結果から、純度が高く単一のタンパクであることが推測された。この配列(8kDa)を全既存タンパクのアミノ酸配列を記録したデータベース(SWISS PLOTT)から、アミノ酸配列相同性検索エンジン(FASTA amino acid sequence comparison)によって検索した。、その結果、本研究のおける歯肉由来未分化間葉系繊維芽細胞走化因子は、その相同性、分子量から、牛歯プレセメンタムであり、既知のタンパクでない新規のものであると考えられた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 西村和晃: "歯周組織再生のカスケード"化学と生物. 37.3. 164-177 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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