研究課題/領域番号 |
10470503
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | (社)北里研究所 |
研究代表者 |
花輪 壽彦 社団法人北里研究所, 東洋医学総合研究所, 所長 (40164892)
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研究分担者 |
伊藤 剛 社団法人北里研究所, 東洋医学総合研究所, 研究員 (30232440)
小曽戸 洋 社団法人北里研究所, 東洋医学総合研究所, 部長 (90186693)
村主 明彦 社団法人北里研究所, 東洋医学総合研究所, 研究員 (50239539)
金 成俊 社団法人北里研究所, 東洋医学総合研究所, 研究員 (40260088)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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キーワード | 東洋医学教育 / 東洋医学の基礎整備 / 東洋医学の標準的教科書 / アンケート調査 / 古典資料の目録 |
研究概要 |
平成10年度〜平成13年度、文部科学省基盤研究(B)にもとづく科学研究費補助金(「21世紀の東洋医学の基盤整備」)により、報告書として以下の3部にまとめた。 (1)21世紀の東洋医学の基盤整備 第1部教科書編 (2)21世紀の東洋医学の基盤整備 第2部資料編 (3)21世紀の東洋医学の基盤整備 第3部文献目録編 平成10年度は東洋医学教育の基盤整備の一環として、東洋医学に対する医学生・薬学生・看護学生の意識調査を実施した。 現代医療にとって東洋医学がなくてはならない位置付けになってきている現状では、東洋医学といわゆる西洋医学の両者の長所・短所が十分議論できるような教育環境の整備の重要性が指摘された。花輪壽彦研究員(代表者)は平成12年10月にドイツ・ミュンヘンにて特別講演を、2001年に米国にて特別講演を行なった。金成俊研究員は花輪壽彦著『漢方診療のレッスン』(金原出版)の韓国語への翻訳を曹 基湖慶煕大学助教授とともに行ない終了した。 平成13年度、文部科学省の諮問をうけ「医学・歯学教育の在り方に関する調査研究協力者会議」(高久史麿座長)にてモデル・コア・カリキュラムの検討がなされた。その結果、「薬物治療の基本原理」の学習項目の一つとして「和漢薬を概説できる」こととなり、標準的「教科書」の必要性が急務になった。 そこで小曽戸洋研究員を中心に医局員の協力を得て、現状で入手できる参考書を漢方医学関係と鍼灸医学関係に分け、これを元に第一資料の整理・分類を行なった。また北里研究所東洋医学総合研究所蔵書の整理、初代所長・大塚敬節所蔵の和綴本『修琴堂蔵書目録』の整理を行なった。これを受けて『北里研究所東洋医学総合研究所版・東洋医学教科書』作成と関連資料の整理を行なった。 また医学・薬学・看護学に関する各種調査結果やアンケートのまとめも行なった。
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