研究課題/領域番号 |
10480039
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
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研究分担者 |
藤岡 完治 横浜国立大学, 教育学部・附属教育実践研究指導センター, 教授 (90030048)
生田 孝至 新潟大学, 教育人間科学部, 教授 (20018823)
梶田 正己 名古屋大学, 教育学部, 教授 (70047231)
西村 昭治 早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (30207493)
浅田 匡 神戸大学, 発達科学部・附属人間科学研究センター, 助教授 (00184143)
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キーワード | エスノメソドロジー / インターネット / インターカルチュラルコミュニケーション / 観察 / プロトコル / ポートフォーリオ / クラスター分析 / 協調的行動 |
研究概要 |
本年度は主に、エスノメソドロジカルアプローチの研究に重点が結果的におかれた。従来からインターネットを利用したインターカルチュラルコミュニケーションの実践研究を実施しているが、この中で展開される共同作業のメカニズムは観察とプロトコルを中心にしたデータの分析によって解明することが中心となる。本年は、作業日誌というポートフォーリオ的なデータも加味し、学習者同志の協同、学び、コミュニケーションの各観点からの検討が加えられた。また、学習者のログ(英文)が共同作業の初頭から最終段階にかけて、どのように変容するのかをクラスター分析の手法を応用し検討した。また、インターネットを利用した共同作業過程で、相手側の表情を見ることが、競争的行動、協調的行動にどのような影響を及ぼすか、囚人のジレンマゲームを応用し測定した。
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