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1998 年度 実績報告書

サハリン州における社会・経済構造の変化にかんする総合研究

研究課題

研究課題/領域番号 10490001
研究機関北海道大学

研究代表者

竹田 正直  北海道大学, 教育学部, 教授 (80000636)

研究分担者 岡 孝雄  北海道立地下資調査所, 海洋地学部, 主任研究員
奥田 仁  北海学園大学, 経済学部, 教授 (50244835)
池田 均  北海学園大学, 経済学部, 教授 (20212780)
石井 寛  北海道大学, 農学部, 教授 (10002057)
所 伸一  北海道大学, 教育学部, 助教授 (50133682)
キーワードサハリン州 / 社会・経済構造の変化 / 石油・ガス開発 / 人工と労働力移動 / 農林業・漁業の危機 / 人材養成 / 大学改革 / 職業専門教育
研究概要

第1に、毎月1回、1年間に12回の共同研究例会を行い、研究計画の具体的細目、研究計画のレヴュー、資料収集調査、研究討論会、学会等での研究成果の発表、研究成果の中間報告書の刊行などにかんする討議をおこなってきた。
第2に、平成11年7月に、本研究の研究代表者と共同研究者5人、さらに、協力してくれる4人の研究者、合計9人で、サハリン州にある国立ユジノサハリンスク教育大学(1998年9月1日付で総合大学へ昇格し、「国立サハリン大学」と名称を変更した)へおもむき、研究計画のレヴュー・研究評価を受けた。
第3に、上記の研究計画レヴューにさいし、本研究を高く評価した同大学の学長、教授らからサハリン州の経済、農林業、漁業、石油、ガス、教育などにかんする最新の資料の提供を受けた。経済危機の鋭さと石油、ガス開発への期待の大きさを実感した。
第4に、来日したサハリン州の経済学者、歴史学者、教育学者らから最新の現地の社会経済構造の変化と人材養成の現状を聞き、討論することができた。外国貿易の重視から、経済学とともに英語、日本語、朝鮮語の高い能力を持つ人材と、石油、ガスの高度専門家養成のために、教育大学が総合大学に昇格したことが明らかとなった。
第5に、国内での研究資料の収集をおこない、分析し、それらと上記で得られた研究成果の中間発表を、地域経済学会や日本教育学会、北海道教育学会などで発表した。また、11本の論文からなる『サハリン州総合研究』を刊行した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 竹田正直: "サハリンの社会変化と大学改革" 窓. 第106号. 2-5 (1998)

  • [文献書誌] 池田 均: "サハリン州の社会・経済構造" 北海学園大学経済論集. 第46巻第2号. 15-32 (1998)

  • [文献書誌] 所 伸一: "サハリン州の開発と大学の動向" サハリン州総合研究. 第1集(印刷中). (1999)

  • [文献書誌] 奥田 仁: "サハリン州の人口と労働力" サハリン州総合研究. 第1集(印刷中). (1999)

  • [文献書誌] 片平修一、石井寛: "サハリン州における森林管理の現状と林産業の動向" サハリン州総合研究. 第1集(印刷中). (1999)

  • [文献書誌] 嵯峨山 積: "北海道・サハリンを取りまくオホーツク海と日本海の誕生および地形・底質" サハリン州総合研究. 第1集(印刷中). (1999)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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