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1998 年度 実績報告書

専門・語学統合カリキュラム・教材開発に向けての組織的日米共同研究

研究課題

研究課題/領域番号 10551009
研究種目

基盤研究(B)

研究機関東京大学

研究代表者

恒吉 僚子  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50236931)

研究分担者 木畑 洋一  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10012501)
近藤 安月子  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90205550)
キーワード教育 / 日本語教育 / 留学生教育 / 国際比較
研究概要

日本研究の専門でばないが、日本と何らかの接触を持つ外国人が増えている。こうした広い意味での潜在的知日家をも射程に入れ、世界的に汎用性が高い英語を媒介後として用いながら、専門領域における知識と日本語運用能力が連動した形で獲得できるテクストの開発を目指し、今年一年目は以下のような作業を行った。1)日本社会研究に関連した諸領域(特に日本社会における個人の形成過程)をそれぞれの領域の先端知識を平易な英語で提供しながら、日本に対するステレオ・タイプを破り、日本理解を深めようとするテキスト部分の執筆の一部(「家族」)を、上記のターゲット層に該当する東大の短期交換留学生が受講する講義で試みながら、今年は行った。2)1)に連動する形で、日本社会や日本人理解には不可欠な日本語運用能力の習得を目指す日本語教材をまとめた。3)2)の開発にあたって、従来の日本語教材の内容分析、及び、日本語教材としての特徴の分析等を今年度使用されている上級、中級教科書を網羅的に分析した。4)日本での同種の諸留学プログラムにおける日本語教育に関するアンケートを行い、唯一、学部全体で担うという形で始まった東大の英語による短期交換留学プログラムの組織形態によって可能になる日本語教育のあり方が分析された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 恒吉 僚子: "国際化の実験-東京大学短期交換留学プログラム" IDE 現代の高等教育. (1999)

  • [文献書誌] 恒吉 僚子編: "グローバル時代の教育課題" 新評論社, (2000)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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