本研究二年目にあたる本年度は、昨年に引き続き、社会系講義の内容と日本語教育プログラムの教材を、東大の短期交換留学プログラムに来日する留学生を対象に用いながら、連携し、以下の点において分析した。 (1)専門系科目と日本語教育を連携することによるインパクト。専門、日本語双方の側からの分析。 (2)他、短期留学プログラムにおける専門科目の位置付け、日本語プログラムとの関係等の調査。 (3)アメリカにおける短期留学生(非日本専門家)のニーズ分析(インタビューを3月に予定) (4)社会系科目における短期留学生のニーズ分析 本年度は、中間結果を異文化間教育学会で発表すると共に、本研究で開発してきた日本語教材部分はテキスト出版に向けての交渉を行っている。
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