研究概要 |
活性炭のような非晶性固体が持つÅから10Å領域の極微細細孔のサイズ決定法を気体分子吸着実験法から検討した。実験法としては相対圧10^<-9>から77KのN_2吸着等温線が測定できるようにした。このために6Å以下のウルトラミクロ孔の評価も可能となった。更に,古典論の立場からの密度汎関数理論DFT法を利用して,理想スリット細孔系でのN_2吸着等温線を計算から求め,実測吸着等温線とのフィティングを行う,重み関数を細孔分布関数として,細孔分布を決定する手法をほぼ確立した。このDFT法によって活性炭素繊維の細孔分布を求めた。また,303Kでの吸着を利用する新方法も検討開始して,ある程度の成果をえた。
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