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1999 年度 実績報告書

地球環境評価のための遠隔計測多次元画像の階層処理ソフトウェアの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 10555135
研究機関東京大学

研究代表者

藤村 貞夫  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30010961)

研究分担者 石井 抱  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (40282686)
喜安 千弥  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (20234388)
石川 正俊  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40212857)
花泉 弘  法政大学, 工学部, 教授 (60143385)
日下 迢  金沢工業大学, 工学部, 教授 (20064454)
キーワード遠隔計測 / 多次元画像 / 階層処理 / 地域環境
研究概要

前年度に引き続き,階層化処理アルゴリズムを拡張・発展させるとともに,これまで開発してきたソフトウェアのパッケージ化を並行してすすめてきた.ソフトウェアのパッケージ化にあたって,システムに含めるアルゴリズムを具体的に選択した.前処理として重要な画像間のレジストレーション法,高次元データからの目的指向型特徴抽出法,さらに,空間情報の階層性に着目したクラスタリングアルゴリズム(CLUST),時間情報の階層性に着目した分類アルゴリズム(CDMR,PACE),分光情報の階層性に着目した分類アルゴリズム(BDT)などを選定した.これらの処理を実現している既存のプログラムについて,その構造および入出力仕様を検討し,本研究で開発するパッケージのシステム構成,システム内部の画像フォーマット,プログラム間のインタフェース仕様,ユーザインタフェース仕様などを具体的に検討した.続いて,まず,多重分光画像の階層的クラスタリング処理をテスト対象として,処理システムのプロトタイプを構築してきた.ユーザインタフェースとしては,Javaを利用する方法を検討中であり,すでに開発したポリゴン面積調整システムなどの経験をふまえて,ユーザインターフェースのテストプログラムを作成して,検討を進めている.今後は,各アルゴリズムを統合した利用しやすいシステムを開発する予定である.

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] S.Fujimura,S.Kiyasu: "Classification of Terrain Objects Using Hyper-Dimensional (Multi-Temporal Multi-Spectral) Images Through Purpose-Oriented Feature Extraction"Proc.of IGARSS'99. 1192-1194 (1999)

  • [文献書誌] S.Fujimura,S.Kiyasu: "An Algorithm for the Estimation of Oceanic Chlorophyll Concentration from Hyper-Spectral Data through Purpose-Oriented Feature Extraction"Proc.of SPIE. 3871. 20-23 (1999)

  • [文献書誌] S.Fujimura,S.Kiyasu: "Fusion of Spectral and Temporal for the Classification of Terrain Objects Using Hyper-Dimensional Images"Proc.of 3rd Int.Conf.Fusion of Earth Data. 151-154 (2000)

  • [文献書誌] T.Yamamoto,H.Hanaizumi and S.Fujimura: "A Change Detection Method for Remotely Sensed Multi-Spectral and Multi-Temporal Images Using 3-D Segmentation"Proc.of IGARSS'99. 77-79 (1999)

  • [文献書誌] 山本,花泉: "適応的デローネイ三角形分割手法とその遠隔計測画像の重ね合わせへの応用"計測自動制御学会論文集. 35・12. 1625-1627 (1999)

  • [文献書誌] 斉川,M.R.Liz,乾,日下: "Javaによるポリゴン面積調整システムの開発"日本写真測量学会 秋季学術講演会発表論文集. 33-34 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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