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2000 年度 実績報告書

大気中で動作する高電流イオン発生装置の開発

研究課題

研究課題/領域番号 10555296
研究機関北海道大学

研究代表者

市川 恒樹  北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10001942)

研究分担者 小泉 均  北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00175324)
キーワード熱イオン放出 / 固体電解質 / イオン導電体 / イオン源 / ゼオライト / 安定化ジルコニア
研究概要

様々な固体電解質を900℃程度まで加熱し,正,負イオンの熱放出を調べたところ,以下の事実が判明した。
1)固体内イオン伝導率の増加に伴い,熱イオン放出が容易となる。
2)熱イオンの放出は,固体内イオン伝導率が十分高ければ,イオン半径の大きいイオンほど,また電荷の低いイオン程容易となる。
3)固体内伝導イオン以外のイオンも熱放出される。
以上の事実より,固体電解質表面からイオンが放出され易いのは,イオン放出に伴って固体表面に生じる逆電荷と放出イオンとの間に働くクーロン引力が,伝導イオンの再配向によって弱められるためであることが明らかとなった。

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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