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1998 年度 実績報告書

グルタミン酸デカルボキシラーゼの大量生産・精製系の確立と糖尿病診断

研究課題

研究課題/領域番号 10556018
研究機関京都大学

研究代表者

植野 洋志  京都大学, 農学研究科, 助教授 (30241160)

研究分担者 武市 陽一郎  大鵬薬品工業(株), 製剤研究所, 所長(研究職)
キーワードデカルボキシラーゼ / 脱炭酸酵素 / GABA / 糖尿病診断
研究概要

本研究の目的はGAD65の大量生産・精製系の確立と,簡便な診断法の開発を目指すことである。下記の項目を初年度の目標とした。
1)GAD65の酵母での発現系の確立及び効率化:GAD65の発現効率を向上させるために,培地中に加える炭素元を変えて培養を行い,GAD65の誘導効率を検討した。ベクターの変更,プロモーターの変更,及び宿主に関しては,現在検討中である。
2)発現タンパク質の精製手法の確立大量培養した酵苺の細胞破壊液を用いてGADの活性測定を行い,より簡便な測定手法の確立を目指した。従来よりのラジオアイソトープの使用は環境汚染にもつながり,廃止する方向で新規で高感度の手法が必要と考える。規在,HPLCによるGABA生成の定量,アミノ酸分析機によるGABA生成の定量を検討している。どちらの手法にも長所短所があり,まだ満足のいく状態ではないが,早急に再現性の問題などを解決して精製を進める。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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