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2000 年度 実績報告書

仮想現実の自律神経・視覚影響測定装置の開発

研究課題

研究課題/領域番号 10557043
研究機関名古屋大学

研究代表者

宮尾 克  名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (70157593)

研究分担者 大澤 研二  名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 助教授 (50203758)
御橋 廣眞  名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (30022594)
長谷川 勝夫  名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (70004463)
キーワード立体画像 / 仮想現実 / 視覚 / 自律神経機能 / 調節 / 輻輳 / 立体視
研究概要

仮想現実感、あるいは人工現実感は、近年さまざまな領域で用いられているが、立体画像はその表示技術として重要な要素となっている。ものを立体的に見るには、多くの手がかりがある。生理的なものには、両眼立体視・運動視差・調節と輻覆などがあり、網膜像から得られる要因には、像の大きさ、線還近法、空気接近法、重なり合い、陰影、きめ(地肌模様)の勾配、視野の大きさなどが指摘されている。立体画像を観察するときの視覚系の状態は、実空間を観察するときとどう異なるのか、ということは立体画像の設計にも・視覚機能の解明にも必要である。本年度は次の研究を行った。
パソコン作業がさまざまな視機能に影響することは知られているが、なかでも、調節機能に及ぼす影響が大きいことが指摘されている。特に、パソコン作業などの長時間の近見作業は、過度な調節力を使うこととなり、眼の焦点調節運動における毛様体筋、毛様体小帯の緊張状態の連続をまねく。その結果、眼が疲れやすいといった眼疲労をまねく。原因となる毛様体筋、毛様体小帯の緊張を緩和するには、遠望が効果的かつ安全な方法である。
そこで、パソコン画面上にsingle image stereogramの原理で立体映像を表示するソフトを製作し、この三次元画像『ストレッチ・アイ』による、眼疲労の自覚症状の改善、遠望の視覚生理学的測定(ストレッチアイ画面を注視したときの水晶体言周節の測定)、視力変化の追跡という3側面からの効果を検証した結果、パソコン画面上で立体映像を毎時間2〜3分間目兆めることで、焦点調節における緊張が緩和され、さらに、近見と遠望視が繰り返されたことにより、眼の毛様体筋、毛様体小帯のストレッチ効果による眼疲労の改善がみられ、作業時視力が向上した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 大森正子,宮尾克: "立体画像を利用したコンピュータ作業者のクラクゼーション"3D FORUM. 14・2. 43-46 (2000)

  • [文献書誌] 大森正子,宮尾克: "高齢者の携帯電話のユーザビリティ"ケータイ・カーナビの利用性と人間工学 論文集. 3巻. 61-66 (2001)

  • [文献書誌] 宮尾克: "ひとナビゲーションの現状と期待"ケータイ・カーナビの利用性と人間工学 論文集. 3巻. 81-86 (2001)

  • [文献書誌] 篠原佳則,宮尾克: "人口やさしい街づくりと医療福祉施設におけるブルートゥース活用法"ケータイ・カーナビの利用性と人間工学 論文集. 3巻. 99-102 (2001)

  • [文献書誌] 大森正子,宮尾克: "立体映像を利用したコンピュータ作業者のリラクゼーション"画像ラボ. 12・3. 14-17 (2001)

  • [文献書誌] E.MIYAO,M.MIYAO: "Differential diagnosis of obstructive sleep apnea syndrome patients and snorers using cephalograms"Psychiatry and Clinical Neurosciences. 54. 659-664 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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