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1999 年度 実績報告書

腰椎椎間板ヘルニアに対する薬物療法の実験的検討;IMMEDIATE EARLY GENES(C-FOS)の発現を指標とした神経根性疼痛に対する各種薬剤の疼痛抑制効果

研究課題

研究課題/領域番号 10557134
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

菊地 臣一  福島県立医科大学, 医学部, 教授 (80045773)

研究分担者 矢吹 省司  福島県立医科大学, 医学部, 助手 (00260779)
紺野 慎一  福島県立医科大学, 医学部, 講師 (70254018)
キーワードc-Fos陽性細胞 / 腰椎椎間板へルニア / 疼痛
研究概要

神経根に髄核が接触することで、神経根への機械的圧迫がないにもかかわらず、比較的早期から疼痛が出現し、2週目以降では疼痛刺激の入力が減少していくということが判明した。脊髄後角IIIIV層でのc-fosの発現は、神経根からの持続的な異常興奮の入力により脊髄後角に可塑的な変化が生じた結果と考えられる。消炎鎮痛剤を実験的に投与すると、脊髄後角IIIIV層でのc-fosの発現は、有意に低下した。この事実から、消炎鎮痛剤投与により、髄核によって惹起される根性疼痛は、明らかに抑制できると考えられる。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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