研究概要 |
本研究の目的は咬合治療を支援するための顎関節X線写真上での下顎頭位を正確かつスピーディに評価する技法を開発することである.そこで,昨年度では概ね必要な技術開発を完了させた. そこで,本年度ではまず本法の有用性の検証作業を主たる作業として行った.そのひとつは実験的オクルーザルピボットを付与したときの顎関節断層X線写真上での下顎頭位の変化についてである(H Sato et al.:International Journal of Prosthodontists,accepted,2000). つぎに,本研究に付随しかつ必要不可欠である下顎位の固定方法ならびにその簡便かつ正確な評価方法(装置)の開発を行った(S Ukon et al.:International Journal of Prosthodontics 12(6):569,1999にて成果を発表).
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