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1998 年度 実績報告書

身体性を考慮した保健室心身情報活用システムに関する開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 10558017
研究種目

基盤研究(B)

研究機関東京大学

研究代表者

柴若 光昭  東京大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (90107467)

研究分担者 市村 國夫  常盤大学短期大学部, 生活科学科, 助教授 (20184632)
出井 美智子  杏林大学, 保健学部, 教授 (70276202)
近藤 邦夫  東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (40095790)
衛藤 隆  東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20143464)
キーワード健康情報活用システム / 保健室 / コンピュータ / 身体性
研究概要

本年度は、3か年計画の初年度であるので、開発システムの基本設計とそのための準備を行った。本研究で開発予定の「身体性を考慮した総合的保健室情報活用システム」の基本設計とその準備を、下記(1)-(4)に述べる4点を中心として実施した。
(1) 保健室情報活用システムのあり方とコンピュータの役割に関する基礎的検討
保健室情報活用システムのあり方とコンピュータの役割について、理論的検討及び文献調査を行った。
(2) 第1種及び第2種保健室情報活用システムに関する基本設計
言語や数字で表現可能な第1種保健室情報、及び態度、表情、しぐさなどを含む、言語や数字で明確に表現することが困難な第2種保健室情報を活用するシステムについて、具体的に検討した。
(3) 身体性と関連した第2種保健室情報活用に関する基本設計
最近の子供は心の健康の問題を身体化して、身体の悩みとして訴えることも多いし、心の歪みが身体の不自然さとして現れていることが多いといわれる。本研究では、それらを身体性の問題として捉え、身体の動きをシステムの中に再現することによって、そこに含まれている(第2種の)情報の意味を考察する。保健室に来室する子供の言語的表出だけでなく、表情、動作などもビデオと高速度カメラで撮影し、それらの意味素を抽出する準備を行った。
(4) 保健室から見た子供の心と身体の実態把握
保健室情報から子供の心と身体の実態に関する把握をおこなった。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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