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1998 年度 実績報告書

教員養成大学に必要な情報教育環境と情報に関する体系的カリキュラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 10558022
研究種目

基盤研究(B)

研究機関信州大学

研究代表者

東原 義訓  信州大学, 教育学部, 助教授 (90143172)

研究分担者 高橋 渉  信州大学, 教育学部, 教授 (50154886)
渡部 かなえ  信州大学, 教育学部, 助教授 (50262358)
森山 潤  信州大学, 教育学部, 助教授 (40303482)
榊原 保志  信州大学, 教育学部, 助教授 (90273060)
宮崎 樹夫  信州大学, 教育学部, 助教授 (10261760)
キーワード情報教育 / 情報環境 / 教員養成 / カリキュラム開発
研究概要

1 情報教育環境に関する理念の構想
新学習指導要領に対応する教員養成の観点から、これからの学校教育に必要な情報教育について調査し検討を重ねた結果、教員養成における情報教育環境の基本理念として次のようにまとめることができた。
(1)課題解決のための活動空間を中核としたプロジェクトセンターが必要である。(2)教室をこれまでの知識伝達型学習空間から課題解決型学習空間へ変革する。(3)課題解決過程の各段階を支援する空間を自律・協調的に配置する。(4)継続中のプロジェクト(課題)に直ちに取りかがれる環境を提供する。
具体的には、次のような情報環境が必要であるとの中間結論を得た。
グループミーティング用ラウンドテーブル/情報収集コーナー/情報整理作業用テーブル/情報ツール、消耗品用ロッカー/個入用(またはグループ用)移動式ロッカー/継続実験、継続制作の途中物の配置、展示コーナー/掲示コーナー/マルチメディア工房/リハーサル・プレビューコーナー/プレゼンテーションコーナー/マルチメディア会議システムコーナー
2 情報環境の整備
上記の構想を実現するために、まず、学生がサーバーの管理・運用を学習するための設備と、情報収集の手段としての静止画、動画に対応したデジタルカメラの整備を行なった。これを利用した本格的な研究は次年度に予定しており、初年度として、明らかになったことはとくにない。
3 カリキュラムの開発
各専攻が実施している「コンピュータ利用教育」の授業における学習課題を収集し、相互利用するためのデータベースの構築を行なった。これを利用して、次年度はカリキュラムの開発とその効果の評価を行なう予定である。また、英語専攻の学生を対象とした「コンピュータ利用教育」の授業については、詳細な授業記録をとり、現在分析中である。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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