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2000 年度 実績報告書

学校給食を活用した栄養教育用コンピュータ教材の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 10558031
研究機関宮城教育大学

研究代表者

田中 武雄  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30091531)

研究分担者 鎌田 慶朗  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (50124566)
渡辺 孝男  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (20004608)
中屋 紀子  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40074108)
小金沢 孝昭  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (70153517)
数見 隆生  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30006465)
キーワード学校給食 / 食教育 / 環境教育 / 総合的学習
研究概要

本年度の研究会は7回実施された。第1回(通算15回)は、2年間の調査・研究活動で蓄積した資料をもとに、コンピュータ教材(CD教材)のシナリオの検討を行った。第2回(16回)は、公開講座『食育と学校給食』の参加者と学校給食の現状と課題について懇談会をもった。第3回(17回)では、一部完成したCDソフト「食べ物の不思議」の内容を検討した。第4回(18回)は、文部省の高杉学校健康教育課長を招き、総合講義『学校給食』の学生とともに『食に関する指導』の考え方を学習した。第5回(19回)では、報告書作成の計画とCD作成計画を検討した。第6回(20回)では、完成した教材CDの検討と授業で実際に活用する教員との打ち合わせを行った。第7回(21回)では、授業での活用結果の報告と各自の研究成果の報告を行った。
以上の研究活動を踏まえて、研究報告書の内容は以下のとおりである。今回作成したCD教材は次の4つである。1つは『学校給食のいろいろ』で日本各地や世界(アメリカ・中国・韓国)の学校給食の写真・ビデオによる事例集。2つは『学校給食の1日』で学校給食ができるまでの1日のプロセスを紹介するとともに自分で作業を選択できる参加型の教材である。3つは『食べ物の不思議』でご飯やチーズ、豆腐などの食べ物がどのように出来上がるのかを実験室の実験ビデオで具体的にわかる教材。4つは、『食のつながり』で学校給食の食材の生産状況をカタログ的に写真などで説明した教材である。授業実践報告では、総合的学習と食教育の視点を整理した上で水稲栽培での授業実践やマグロを教材にした授業実践報告をまとめた。本研究では、3年間で21回の研究会(内公開研究会6回)を開催し、CD教材の開発研究ばかりでなく、食教育における学校給食の役割についての啓蒙活動も行った。

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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