| 研究課題/領域番号 |
10558036
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| 研究機関 | 広島大学 |
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研究代表者 |
藤越 康祝 広島大学, 理学部, 教授 (40033849)
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| 研究分担者 |
神田 隆至 広島工業大学, 環境学部, 教授 (40098679)
大瀧 慈 広島大学, 原爆放射能医学研究所, 教授 (20110463)
正法地 孝雄 広島大学, 総合科学部, 教授 (00033910)
藤澤 洋徳 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (00301177)
若木 宏文 広島大学, 理学部, 助教授 (90210856)
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| キーワード | 成長曲線モデル / 経時データ / ランダム係数共分散構造 / 非線型モデル / ソフトウェア開発 / 改良変換 / 永久歯損失データ / 拡長成長曲線モデル |
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| 研究概要 |
成長データの理論開発については、拡張成長曲線モデルに関して新たな結果が得られた。まず、種々のランダム係数共分散構造の適合性に対する尤度比検定法および修正尤度比検定法を開発した(J.Multivariate Anal.に掲載)。また、これまで二つの階層型個体内計画行列をもつ拡張成長曲線モデルにおいて、それぞれの成長曲線について同時信頼領域を構成する方法を与えたが(Comm.Statist.に掲載)、この結果を複数個の階層型個体内計画行列をもつ場合に拡張した(Hiroshima Statistical Group TR99-16に発表)。
日本人の体格測定についての追跡データに対して、非線形モデルを用いた分析を行った(Acta Medica Auxologicaに掲載)。また、永久歯の欠損と年齢との関係について、経時データモデルを用いた分析を行った(Japan J.Biometricsに掲載)。
上記の理論成果に関連したコンピューター処理のための、概要的システム設計やアルゴリズムの設計についても取り組んだ。また、相互モニタリングが可能な遠隔共同作業支援システムの開発を行った(日本バーチャルリアリテイ誌に掲載)。
成長データの理論に必ずしも限定されたものではないが、統計量の変換に対しても新たな結果を得た。一つは、検定の統計量の平均と分散を考慮した改良単調カイ二乗変換の提案である。(J.Multivariate Anal.に掲載)。他は、相関係数に対する分散安定化変換の提案である(Statistics&Probability Lettersに掲載)。
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