研究課題/領域番号 |
10558043
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
計算機科学
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
二木 厚吉 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (50251971)
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研究分担者 |
緒方 和博 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (30272991)
渡部 卓雄 東京工業大学, 情報理工学研究科, 助教授 (20222408)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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キーワード | コンポーネント / 高信頼 / 支援ツール / CafeOBJ / モジュールシステム / 仕様 / 分散(実時間)システム / 検証 |
研究概要 |
本研究では、仕様のコンポーネント化を支援するための諸機能を有する仕様記述言語CafeOBJを基盤ツールとして用いた。CafeOBJは、研究代表者を中心に開発を続けている代数仕様言語で、抽象データ型のみならず、オブジェクト指向におけるオブジェクトや抽象機械の記述にも適しており、仕様のコンポーネント化を支援する強力なモジュールシステムを有するのも特徴の一つである。 具体的には以下のことを行った。 ・検証実験:鉄道の信号システム、航空管制システム、病院における患者監視システム等、人命に多大な影響を及ぼし得るシステムは、並列分散(実時間)システムであることが多い。これらシステムをCafeOBJ支援のもとで検証する方法を整理、提案し、いくつかの事例研究をとおして提案手法の有効性を確認した。 ・ツールの設計および作成:コンポーネントを組み上げて高品位のソフトウェアを作成するための基礎理論を作り、その理論に基づいてソフトウェアを作成するツールの設計および作成を行った。
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