研究分担者 |
片山 徹郎 宮崎大学, 工学部, 助教授(元 助手) (50283932)
最所 圭三 香川大学, 工学部, 教授(元 助教授) (50170486)
荒木 啓二郎 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (40117057)
石井 啓之 NTT, マルチメディアネットワーク研究所, 主幹研究員
中西 恒夫 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (70311785)
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研究概要 |
本研究の目的は,以下に対処できるシステムソフトウェアを研究・開発することであった. 1)柔軟性のあるシステムソフトウェアの開発 2)マルチメディア情報処理の高速処理 この目的に沿って,具体的には,以下の研究・開発を行った. (1)柔軟性のあるシステムソフトウェアの研究・開発 1)動的再構成可能なオペレーティングシテムの研究・開発 マルチメディア情報処理に適合させて,OS実行時に動的にOS機能を変更できる枠組みを設計,開発し,その有効性を示した. 2)ユーザレベルスレッドライブラリPPLの開発 マルチメディア応用プログラムを高速に実行できるユーザレベルスレッドライブラリPPLを設計,開発した. (2)大規模システムのためのスケジューリングに関する研究 大規模システムを対象として,プロセッサスケジューリングとメモリ管理を融合させて,マルチメディア応用プログラムを高速実行できるスケジューリング方式を研究した. (3)大規模システムのための自動並列化コンパイラの研究 大規模システムのための応用プログラムのデータ分割/配置問題に対して,新しい方式を提案し,その有効性を示した.
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