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1998 年度 実績報告書

負イオンビーム用プラズマ中性化セルの研究

研究課題

研究課題/領域番号 10558069
研究機関大阪大学

研究代表者

堀池 寛  大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20252611)

研究分担者 宮本 斉児  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (50294046)
井上 正二  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (10203233)
宮崎 慶次  大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40029202)
飯田 敏行  大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60115988)
キーワード負イオンビーム / プラズマ中性化セル / 磁気多極型イオン源 / アーク放電
研究概要

負イオンビームの中性化に適した静かなプラズマを効率よく且つ高電離度にて生成する事が研究の目的である。
本計画では磁気多極型プラズマ源の概念に基づき、永久磁石を使用したラインカスプ群で構成されるプラズマ生成器を製作して研究を進めている。今年度の概要は以下の通り
1) 磁場解析コード、電子軌道解析コード(既存)にてカスプ磁場配位を設計し、円筒状のプラズマ生成装置を製作した。
2) 上記装置を既設真空容器に設置して、既設電源等の設備によりプラズマ生成特性を把握する実験を実施中である。大電流アーク電源により必要なプラズマの放電特性、密度分布、電子温度分布をプローブ計測より求めた。閉じこめの良い半径方向には密度が一様で静かなプラズマが生成されていることを確認した。両端に閉じこめ磁場のない軸方向にはなだらかに分布することが判った。
3) 並行して負イオン引き出し電源を発注製作し完成させた。
4) 今後は大電流アーク放電を得、目的とするプラズマ体積での、軸方向への損失特性や放電のモード変化に対する知見を追求し、ビームとの組み合わせ実験に備える予定である。

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公開日: 1999-12-10   更新日: 2016-04-21  

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