研究課題/領域番号 |
10558109
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
楠木 正巳 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教授 (90135749)
|
研究分担者 |
安永 照雄 大阪大学, 遺伝情報実験施設, 教授 (20260630)
栗栖 源嗣 大阪大学, 蛋白質研究所, 助手 (90294131)
|
キーワード | データバンク / プロテイン / データベース / 構造生物学 / 結晶 / NMR |
研究概要 |
プロテインデータバンク (PDB) は、実験的に決められた蛋白質・核酸などの生体高分子の立体構造の原子座標を収録している世界唯一のデータベースであり、これまで主に米国ブルックヘブン国立研究所がデータの収集・編集・データベース化を行なってきた。大阪大学蛋白質研究所において,日本ならびにアジア・オセアニア地区で立体構造が決定された生体高分子のデータ登録・編集・データベース化する体制の設備とそれに必要な研究を行うことが目的である。 PDBの運営は、1999年6月にブルックヘブン国立研究所から米国RCSB (Research Collaboratory for Structural Bioinformatics)に移行した。これに伴って、1999年6月末にRCSBのPDB検索サーバーソフトウェアを設置し、運用している。データの登録ソフトウェアも、ブルックヘブン国立研究所が開発した AutoDep から、RCSBが開発したADIT に1999年9月に切り替えた。我々は1999年12月には、RCSBのラトガース大学を訪問し、蛋白質研究所におけるPDBの編集のための訓練計画を策定した。 2000年2月にデータ登録の試験的運用を実施し、3月からデータ登録を正式に運用する予定である。
|