研究課題
今年度の研究実績報告は次のとおりである。(1)看護系学生・職員に対する「高齢者に対する認識調査」(2)「高齢者に対する認識調査」の国際比較(3)「生きがい」に関する実験教育プログラムの検討これに対する研究実績および今後の見通しは次のとおりである。(1)看護系の大学生1年〜4年生各100名、看護職員50名に対し、実施した。うち、大学2年生は2回目の追跡調査である。「高齢者に対する認識」は、大学の履修カリキュラムと対応的に変化する傾向が示唆されている。(2)昨年度の台湾、韓国に引き続き、今年度はスウェーデンの大学生と高齢者に「高齢者に対する認識調査」を実施した。日本心理学会第64回大会での発表へ向け、現在分析中である。(3)S市の外郭団体主催の豊齢学園のカリキュラムを社会学的に検討した。また、同学園卒業生を中心としたネットワーク事業に参画し、卒業生が自主的に設立したサークルに対する、生きがい感の向上に寄与するようなサポートの仕方を模索した。