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1999 年度 実績報告書

公正をささえる信頼:分配的公正、手続き的公正、および関係性の再構築

研究課題

研究課題/領域番号 10610150
研究機関光華女子大学

研究代表者

竹西 正典  光華女子大学, 文学部, 助教授 (60216926)

キーワード分配的公正 / 手続き的公正 / 関係性 / 道具性 / 意図の信頼 / 能力の信頼
研究概要

京都市の有権者名簿をもとに確率比例抽出法を用いて、1115名の調査対象者を抽出した。調査は、郵送訪問回収法によって実施した。調査票は、平成11年11月22日に発送し、12月4,5,6日の3日間で回収した。有効回答数は709であった。
主たる調査目的は、権威評価に影響する要因として、判断の一般性を検討することであった。まず、権威の個別的な行為に対する公正感が、当該行為の評価に及ぼす影響を検討した。今回、個別的行為として介護保険制度と消費税を取り上げたが、いずれの場合も、手続き的公正より分配的公正の方が、当該行為の評価に強く影響していた。次に、個別的行為に対する公正感が、権威の行為全般に及ぼす影響を検討したところ、介護保険制度と消費税の双方において、分配的公正より手続き的公正の方が、行為全般の評価に強く影響していた。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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