本研究の基盤である実証分析の段階まで到達するには:Iの日米CMの収集;II第二段階テープの作成(CMだけのテープ)と、このマスターテープをもとにCM内容に関する索引を作成、CMの中の潜在的内容に関してコーディング;III第三段階テープの作成(コーディングから得られた内容項目別のテープ)までの行程を終了して初めて分析が可能となる。昨年の3ヵ月遅れを取り戻すべく研究を進めてきたが、分析に時間を取られ比較分析が終了せず、本年度の目標である研究成果のまとめは、来年度に持ち越されることとなった。本年度の研究計画は、左記の通りであった。 平成11年4月日米のIVコンピュータ分析開始(150時間)、アメリカのV終了 5月日本のVI(CM潜在的内容の定性分析)開始(150時間) 7月アメリカのアメリカのVI分析開始(150時間)、日本VI終了 8月日米のIV終了 9月アメリカのVI終了 10月比較分析(IVのコンピュータ・データとVIの内容分析)開始(150時間) 12月比較分析終了、VII(作業仮説の検証、及びその修正)開始 平成12年2月VII終了 3月研究成果のまとめ スケジュールのずれは生じたが、研究は順調に進行しており、興味深い分析結果が期待される。
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