研究概要 |
1.友人生成に関するモデル開発では、オランダのF.Stokman教授との共同研究で、論文"Imperfect Information and its Effects on Network Formation"を仕上げ、現在Social Network誌に投稿中である。 2.日本とオランダの大学生に対する「友人ネットワーク形成」のデータに関しては、1997年データについては、オランダの研究者と共同で、1999年2月アメリカ南部Charlestonで行われたINSNAで報告し、7月にオランダで共同論文のための「共同作業」を2週間にわたっておこなった。現在、論文の最後の調整を行い、それをいくつかの欧文ジャーナルに投稿の準備を行っている。日本とオランダの比較に関して,邦文、欧文の2論文を単独で執筆し、それを2000年4月に刊行される甲南大学総合研究所叢書に掲載した。 3.1998年に甲南大学で実施した「友人形成過程」のデータに関しては、今年度にデータ入力が終わり、分析にとりかかっている。これらは、2000年の「関西社会学会」や「日本社会学会」等で報告する予定である。
|