研究概要 |
1.友人生成に関するモデル開発では、オランダのE.Zeggelink,F.Stokman and H.Hiramatsu"Imperfect Information and its Effects on Network"として、現在、雑誌"Social Structure"に投稿中で、2001年の春号には掲載されることになっている。 2.日本とオランダの大学生に対する友人ネットワーク形成データに関しては、1996年以来、毎年国際社会ネットワーク学会INSNAで、単独あるいはオランダのグロニゲン大学の共同研究者とともに共同報告を行ってきた。2001年の4月25日〜29日までハンガリーのブタペストで開催される第21回INSNA大会で共同報告することになっている。 3.現在、これらの縦断的調査データは、オランダと日本のデータを分析して、INSNAで報告したものを、論文にまとめている。2000年の夏、オランダでの2週間の共同研究でほぼ完成に近い状態まで至っている。E.Zeggelink,H.Hiramatsu,F.Stokman and M.Duijen,"Birds of the Feather Flock Together:What's the beneath the Feather?-Similarity and Beyond:Student's Friendship Networks in Japan and the Netherlands-"として現在仕上げ中で、Journal "Social Networks"誌に投稿を予定している。 4.今回は、これら3年間にわたる『研究成果を科学研究費補助金報告書』タイトル「友人ネットワーク生成過程の分析」として出版する。
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