研究課題/領域番号 |
10610227
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
雪江 美久 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (80004109)
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研究分担者 |
田中 武雄 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30091531)
高山 達雄 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (70018654)
山下 直治 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30106744)
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キーワード | 学社連携 / 学校開放 / 開かれた学校づくり / 地域社会の教育力 / 家族の教育力 / 地域教育システム |
研究概要 |
本年度は2年間にわたる研究の最終年度として、昨年度に引き続き、研究計画にしたがい下記のように研究をすすめ、研究成果の総括と報告書をまとめた。 1 昨年度実施した「学社連携と家族・地域社会の教育力の基礎調査」の結果を分析し、報告書としてまとめ、対象校2校に報告した。特に、この調査を通じて明らかにした両校及び両地域に関わる保護者の「学校改革」と「生涯学習体制の整備・充実」に対する意見・要望」を把握できたことは今後の学校運営、地域づくりに生かせる貴重な資料となった。 2 さらに、昨年の調査研究の分析・整理をすすめるとともに、特に柳生中学校の実践については各種の調査と資料収集をすすめ、また、柳生地区の地域調査も実施した。 3 また、各種の雑誌、新開等で紹介された「学社連携」「学校開放」の実践例を可能を可能な限り収集し、今後の研究に役立てる作業も行った。この資料は既に大学、大学院での授業に役立っている。 4 以上の研究成果の一部を、平成11年10月29日(金)に仙台市教育委員会主催による柳生中学校の公開研究会において、研究代表者である雪江美久の記念講演で発表し、その原稿を冊子として関係者に配布した。研究主題に関わる研究成果としてまとめたものである。 5 今回の研究は学校の強い要請もあり、予定期間が過ぎたあとも、学校と連携してすすめている。なお、今回の研究成果をまとめた最終報告書は各学校にも配布し、これからの実践と研究に役立てていく予定である。
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