研究課題/領域番号 |
10610230
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
松田 直 群馬大学, 教育学部, 教授 (60099942)
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研究分担者 |
早坂 方志 国立特殊教育総合研究所, 主任研究官 (20280571)
川住 隆一 国立特殊教育総合研究所, 室長 (20124208)
原 美智子 群馬大学, 教育学部, 教授 (60096625)
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キーワード | 超重症児 / 学校教育 / 実態把握 / 指導方法 |
研究概要 |
(1)平成10年度の研究で確立した13の中心的事例(群馬1、東京7、神奈川5)について、研究スタッフが定期的に指導場面(教室、ベッドサイド等)を訪問し、担当教員と共に研究協議を行った。 (2)平成11年8月には、学校の夏休みを利用して、13事例の担当教員(群馬県立渡良瀬養護学校、東京都立村山養護学校、東京都立府中養護学校、新宿区立新宿養護学校、神奈川県立横浜南養護学校、神奈川県立中原養護学校、神奈川県立鎌倉養護学校)、本研究の全スタッフ(松田、原、川住、早坂)およびそれ以外の関係者が東京小児療育病院に集まり、鈴木康之院長から超重症児の医療について現状報告を受けた後、教育実践事例の研究協議を行った。そこでは、特に(1)超重症児が示すわずかな動きを教育の立場からどのように捉えるべきか、(2)超重症児に対してどのように係わることが教育的か、(3)超重症児に対する教育の意義をどのように考えるか、という視点から意見交換が行われ、今後の教育についての具体的な提案も事例ごとに活発に行われた。 (3)上気13事例とは別に、東京都、北海道等の事例についても教育実践資料を収集し、担当教員との研究協議を行った。 (4)超重症児に関するこれらの医療情報と教育実践資料をもとに、12年度に作成する研究成果報告冊子(養護学校等に配布予定)の構成について検討を行った。
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