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1998 年度 実績報告書

沖縄県におけるリフレッシュ教育に対するニーズに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10610270
研究機関琉球大学

研究代表者

大膳 司  琉球大学, 生涯学習教育研究センター, 教授 (60188464)

研究分担者 西本 裕輝  琉球大学, 法文学部, 助手 (20301393)
背戸 博史  琉球大学, 生涯学習教育研究センター, 講師 (50305215)
井上 講四  琉球大学, 教育学部, 教授 (50136024)
芳澤 毅  琉球大学, 法文学部, 教授 (90044841)
キーワードリフレッシュ教育 / 社会人遊学 / 企業 / 職業人 / 学部課程 / 大学院修士課程 / 大学院博士課程
研究概要

本年は、3つの観点から沖縄県におけるリフレッシュ教育のニーズに関する調査をした。
1つは、社会人が大学で学習する上での障害や学習の効果について、琉球大学の学部課程および大学院課程に社会人入学した1,000人を対象にアンケート調査を実施した。2つめは、沖縄県内の企業が従業員を大学で再教育するニーズをどの程度もっているかを明らかにするために、県内の450機関を対象にアンケート調査を実施した。3つめは、沖縄県内の企業従業員が大学で教育を受けるニーズをどの程度もっているかを明らかにするために、上記企業450機関の従業員1,000人を対象にアンケート調査を実施した。
以上の調査データを単純集計した結果、以下の7点が明らかとなった。
(1)社会人が、学部課程で学生生活を送ったことに対して、約30%が満足していないのに対して、大学院課程では3.4%だけが満足していないと回答していた。(2)職業人の21.7%が学部課程への入学を、20.7%が大学院課程への入学を希望をていた。(3)学部課程入学希望理由、大学院課程入学希望理由どちらも、第1位は「自分の教養や視野を広げたいから」で、第2位は「専門的知識・技術を習得したいから」であった。(4)学部課程へ入学希望しない理由の第1位は「仕事が忙しくて時間かとれないから」であった。(5)大学院課程へ入学希望しない理由の第1位は「どこで、どのようなことが学べるのかについて情報がないから」で、第2位は「なんとなく大学は近づけない雰囲気が感じられるから」であった。(6)沖縄県内の66.0%の企業が学部課程に、47.2%が大学院修士課程に、44.5%が大学院博士課程に職員を薦したいと回答していた。(7)沖縄県内の26.4%の企業が琉球大学での職員研修を希望していると回答していた。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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