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1998 年度 実績報告書

中世における寺院・僧侶の日記についての基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 10610338
研究機関愛知学院大学

研究代表者

松薗 斉  愛知学院大学, 文学部, 助教授 (40209549)

キーワード日記 / 寺院 / 中世
研究概要

上記課題の研究について、本年度は、時間的に限られていたので、平安時代から中世にかけて作成された貴族の日記(刊本で入手可能なもの)を中心に史料収集を行い、カード化し、フロッピーに入力した。対象とした日記類は以下のごとくである(一部は既にとってワープロにいれていたものを、今回の研究費で購入したテキストコンバーターで変換した)。
小右記・御堂関白記・権記・左経記・春記・水左記・帥記・後二条師通記・殿暦・中右記・長秋記・台記・永昌記・兵範記・山槐記・玉葉・吉記・明月記・三長記・猪隈関白記・岡屋関白記・民経記・平戸記・葉黄記・吉黄記・妙槐記・吉続記・勘仲記・実躬卿記・公衡公記・園太暦・花園天皇日記・師守記・後愚昧記・愚管記・康富記・教言卿記・建内記・看聞御記・後法興院関白記・親長卿記・十輪院内府記・実隆公記・言国卿記・長興宿禰記・宣胤卿記など。
これらから収集した記事は、天台宗・真言宗など宗派別、醍醐寺・仁和寺・興福寺など寺院別、寛信・守覚法親王など僧侶別に分類整理を行った。
今回の研究費で購入した史料については、写真の焼き付け分については整理のみで終わったので、史料収集については次年度に行う。刊本については、読み込みを始めているが、一部(覚禅抄・渓嵐拾葉集など)終了しただけである。
東京大学史料編纂所・金沢文庫・早稲田大学等の史料調査では主として、興福寺大乗院関係及び真言宗関係の史料を閲覧した。京都大学については、附属博物館が改修中で閲覧できなかったので、次年度の課題としたい。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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